チュウニズムコントローラ自作(2) 基板設計

前回の回路のアートワークを引いた。ハッチングはKiCADには実装されていないので人力で行った。疲れる。ついでにアクリル板の穴位置と大きさを決めてDesignSparkで書き、Elecrowのレーザーカットサービスに出してみた。この程度は自分で一枚切り出せばいいが…

チュウニズムコントローラ自作(1) 回路検討

最近チュウニズムを始めたが、配置等を覚えなくてもそれなりに遊べるUXに感動した、楽しい。これまたコントローラを作っていないのか調べてみると思いのほか情報がないので作ってみることにした。おそらく静電容量センサのスライダとIR-LEDによる手の検知は…

LEDCubeを作る(3) 点灯

一ヶ月ほど放置してしまったが、4×4×4のLEDCubeで動作確認できた。youtu.be

LEDCubeを作る(2) WS2812B点灯

LEDCubeを作る(1) 基板作成 - 今日やったこと で発注した基板も届き、LEDも届いたので光るか試した。 制御 http://akizukidenshi.com/download/ds/adafruit/WS2812B.pdfデータシートを読むにPWMのデューティーで0,1判定をしているそうなので(Duty=0%でリセ…

PSoCでデジタル信号をクロックソースに使う方法

PSoC5LPでクロックソースを振動子ではなく外部発振器など信号供給で動作させる方法。まず.cyschでDigital Input Pinを作成。ワイヤを適当に伸ばすワイヤをダブルクリックし、ワイヤに名前をつける(後でどの信号線をクロックソースに使うかわかるようにする…

音声信号の2Vrmsと+4dBuと-10dBVについて

一般的な電子機器はどんな音声信号を飛ばしているかまとめておく。 前提知識:対数について 対数Logは以下で示される の時、 aをなんとか乗したらyになる。そのなんとかを表しているのがLog 前提知識:dBについて dBは電力、電圧と電流で定義がある。電圧に…

LEDCubeを作る(1) 基板作成

ここ最近でよく見かけるようになったLEDキューブ、自分でも作りたくなったので作ってみることにする。 仕様 作っても可搬性が悪かったりメンテナンス性が悪いととてもじゃないが外で展示できない。 そこで全部基板で作成して組み立てる方式にする。解像度は4…

ZynqでHDMI入力とVGA出力を試す

元旦だがZynqで画面の入出力について試したので書く。VGAに関しては自力で出力するものを作ったがDigilentが提供しているIPの存在を知ったのでこちらを使って実装した。DigilentInc/vivado-library · GitHub rgb2vga vivado-library/rgb2vga_v1_0.pdf at mas…

ZynqでVivado HLSで作ったIPからスイッチ入力させる

前回 ZynqでVerilogで作ったIPからLEDを光らせる - 今日やったこと でVerilogから言わばAXI-GPIOが実装できたので今度はVivado HLSからAXI-GPIOを作成してみる。memcpyは以前実装したが、Directiveが両方S_AXIだったことなど理解に足りない部分があったので…

ZynqでVerilogで作ったIPからLEDを光らせる

前回 ZynqでAXI-GPIOとVivado HLSでのIP作成を試す - 今日やったこと の時はHLS及びAXI-GPIOでLEDを光らせていたのでVerilogからLEDを光らせる。殆どのことは 3. Zynq LEDのIPコアを作り接続する – yuki-sato.com を参考にした。myIPの雛形でAXIでの各タイミ…

バーグラフネオン管IN-9を点灯(チョッパ昇圧)

バーグラフネオン管 http://www.die-wuestens.de/rd/IN9-2.pdf2ページ目に特性のグラフがある。バーの長さは0mA ~ 16mAで伸びきる、104V周辺で0~10mAが駆動できる模様 回路 とりあえず120V/10mA の生成にチョッパ昇圧を使う。電流制御は定電流回路を使う。…

ZynqでAXI-GPIOとVivado HLSでのIP作成を試す

Xilinx社のZynqで遊んで見る。今回はPSからLチカ出来ることが目標。ついでにボタン入力も。並びにVivado HLSでのIP作成とそれを使用したデザインが動作するか、確認した。 開発フローについて Verilog or HLSでIPを作る VivadoでBlockDesignを作る(PSの設定…

自作楽器用音源モジュール作成(8)

2byteメッセージと、UARTが混ざらないようにちょっとプログラムを改良した。ボタンやボリュームもつけて設定を用意しようと思ったが現時点では設定項目は皆無なのでひとまずこれで使うことにする。 #include <project.h> #define MIDI_DATA_SIZE 8 #define UART_CH 3 ui</project.h>…

自作楽器用音源モジュール作成(7)

www.youtube.com 今回はUARTを受信してスルーする部分と、内容を読み取ってLCDに表示する(今回はNoteOn,NoteOffのみ)を実装した。LCDのカスタムフォントでバーグラフが表示できるのでNoteの3Byte目を読み取って表示するようにしてみた。 #include <project.h> #define</project.h>…

自作楽器用音源モジュール作成(6)

部品間の配線と動作確認まで行った。一発で動いて我ながら珍しい。側方にMIDI端子と同じピンを出しているのでMIDIケーブル無しでも使用できるようにした。同時にSWDも出しているのでフタを開けずにPSoCの読み書きができる。次はハードウェア検証をソフトで行…

部品リワークについて

以前失敗した詰み基板の改版を作ることにした。そこで部品を追加で買い直すか、取り外して使うか迷った結果、ヒートガンを買うことにした。部品代で十分買える。WEP 858D ミニステーション はんだごて SMD、SOIC、CHIP、QFP、PLCC、BGA出版社/メーカー: WEP…

自作楽器用音源モジュール作成(5)

筐体加工を行った。電動ドライバで穴を開けてニブラーで四角くするかテーパリーマで拡張して全て作った。現物合わせで全部やったのでやっつけ感がすごい。裏面。UARTは3系等あって2系統は外部入力で1系統はWifi経由で受け取る。短いネジやらナットを切らして…

TLP521経由でMIDIが正しく受信できない

コレクタに5V、エミッタにプルダウン抵抗を設けて抵抗に掛かる電圧が信号になっている。フォトカプラの出力負荷が大きすぎてまともな信号になっていなかった。http://akizukidenshi.com/download/TLP521-1.pdf 100kΩ 状態遷移が全く追いついていない。 150Ω …

Xilinx SDKでプロジェクトがビルド出来ない

コードを書いても.elfが生成されない、おそらくビルドできていない。調べてみるとパス中にカッコやスペースがあるとダメという話に行き着いた。 Make: Interrupt/Exception caught (code=0xc0000fd, addr=0x4227d3)http://japan.xilinx.com/support/answers/…

自作楽器用音源モジュール作成(4)

Androidアプリの開発環境周辺で滞ってしまったので、ESP-WROOM-02のファームと半田付けを進めた。 Wifi-Serial Bridge クエリはどうでもいいので受けたデータをそのまま数値変換してシリアルに流すモジュールにした。 #include <ESP8266WiFi.h> #include <WiFiClient.h> #include <ESP8266WebServer.h> /* Set </esp8266webserver.h></wificlient.h></esp8266wifi.h>…

CY8CKIT-042-BLEを使う(CySmart導入)

先日注文していたwww.cypress.comが届いたので試食。ちなみにCypressのワークショップに参加すると普通にもらえるみたい。 Find Me Target ボード自体はArduinoピンコンパチとKitProgが乗っているだけなので、サンプルのFindMeを書き込み CySmart KitGuideの…

自作楽器用音源モジュール作成(3)

Wifi経由でのMIDI受信に使う目的で、ESP-WROOM-02にGETリクエストを投げつけてデータをやり取りできるか検証した。ESP8266関連のライブラリの使い方は大体Githubを眺めた。 サンプルにはWifiAccessPointという名前のWifiを飛ばしてルートにアクセスされたら…

自作楽器用音源モジュール作成(2)

音色やらその他については今回の設計においては後回しなので、受け取ったMIDIデータをVS1053bのリアルタイムMIDIモードに投げつけて鳴らすことにする。 VS1053bに関して VS1053bに電源供給。Real-Time MIDIで起動するには GPIO0=LOW GPIO1=HIGH とデータシー…

自作楽器用音源モジュール作成(1)

自作楽器から音を出そうにも、楽器本体で音声合成するかMIDIで吐き出してMIDI音源に繋ぐかいくつか選択肢がある。 いざ展示した時とかを想定した場合、複数の楽器を一つのデバイスから鳴らせれば効率がいいだろうということで作成することにした。 詳細設計…